お便り

工学部・水柿助教授の日常

2009.08.25 00:06

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すべてがFになる」や「スカイ・クロラ」でおなじみ(?)の森博嗣さんの著書、「工学部・水柿助教授の日常」を自分的にはめずらしく2週間近くかかってようやく読了。
(普段はけっこう早い方だと思う。分量にもよるけど、集中したら1冊2時間〜3時間程度で読んだりする感じ)
寝る前にちょこちょこ読む感じだったので、それくらいかかったんだけども、言い方を変えればそういう読み方ができる1冊。
普段の森さんの作品だったら、一気読みしないと気が済まない感じですし。
この本は水柿助教授シリーズの1冊目にあたるようです。
主人公である水柿くんが、小説を書き始める前、大学の助手になった頃などの日常のお話が綴られていて、これまで前述したミステリー(森さん的に言えばミステリィですね)作品とは違い、エッセイっぽい感じといえばいいのかな?
著者は、「小説」と書いていて、たぶん小説なんでしょうけど、自伝的な多分にノンフィクションな香りのする一冊。
正直これまで、森さんが知り合いだったならあんまり合わなそうな感じなんじゃないのかなぁとか、先生だったらヤだろうなぁなんて印象を持ってたんだけど、これを読んでずいぶん印象が変わりました。
(これが森さんの狙いだったらヤだなぁ(笑))
奥様の事をところどころで「可愛らしい」と書いてあるけども、十分水柿くんも可愛らしいと思います。
で、まだこの本では主人公の水柿くんは小説家になるどころか、小説を書くこともなく、どうやら読んでもない感じですが、なぜ小説を書くことになったのかなど続きもちょっと楽しみ。

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Books
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RiN-iD

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